令和5年度の第50回相模原市空手道市民選手権大会に参加しました

2023年6月4日に相模原市教育委員会が主催する第50回相模原市空手道市民選手権大会に参加しました。

相模原市では春と秋の2回に市内の道場が集まって大会を行っています。春の大会は新学年になって最初の大会です。当教室からは12名が参加しました。

気合十分で望みながらも期待した結果を出せず悔しい涙を流す子もいれば、普段の練習での実力を大会でも発揮して勝ち進む子もいます。
でも、それが勝負です。

幼年の部・組手
当教室から1名出場です。本選手は昨年度の大会ではあまりいい結果を残せなかったのですが、本大会では優勝してくれました。おめでとうございます。普段から元気に練習してくれていて、大会でもしっかり声が出せていて、練習の成果を発揮できた結果かなと思います。それでも課題はたくさんあるので、丁寧に修正していきましょう。

小学生3・4年生・組手
前年度2回戦で負けていた生徒が、本大会では3位に入賞しました。おめでとうございます。昨年よりも出場選手が多くなっている中での成績なので、すごいことだと思います。間合いの取り方が上手で、攻撃の的確さが向上していたように思います。準決勝では、相手に技の出どころを見抜かれていたように感じます。駆け引きを楽しめるようなレベルになってきたということですので、引き続き頑張りましょう。

成年男子有級・組手
しっかりと勝ちを拾てくれました。優勝です。おめでとうございます。反則が積みあがってみていてヒヤヒヤしましたが、冷静になってくれてよかったです。有段になると組手のレベルがあがりますので、少しずつ技の練度を高めていってくれたらうれしいなと思います。

成年女子有級・組手
3位入賞です。おめでとうございます。しっかり技が出せていてとてもよかったと思います。格上相手に臆せず向かっていく勇気と、格闘センスの高さが垣間見えたように思います。今後のレベルアップが非常に楽しみです。

終わりに

勝った生徒さんも負けた生徒さんも、
なぜ勝てたのか?
なぜ負けたか?

について自己分析した結果を言葉で表現できるようになってくれればいいかなと思っています。その繰り返しが強くなる秘訣ですし、空手に限らず、どんな分野においても求められる能力です。

正直、負けたら悔しいです。悔しいからその記憶をどこかに追いやってしまいたいですよね。でも、考えてほしいのは、試合というのは、相手と戦うことで自分の弱点を見つけるための練習ともいえます。その意味で、勝った選手も「なぜ勝てたのか?」を分析できなければ試合をしたことの価値が少し低いように思います。

徐々に生徒さんの人数が増えてきて、質の高い練習ができてきているように思います。本大会の結果は、正直、「運」の要素も多分にありますが、それでもその運を結果にできたことは、当該生徒の実力のみならず、一緒に練習する仲間があってのことです。

もっともっといい練習環境にして、相模原市の大会だけでなく、県大会や果ては全国大会にも出場を狙えるような道場にしていけるように頑張ります。

最後に、保護者様におかれましては、根気よく子供たちの成長を見守ってくださって、ありがとうございます。試合で我が子が負ければ、我が子以上に悔しいと感じられて発破をかけたくなる方もいるかもしれません。でも、じっと我慢してください。その悔しさを子供たちは必ず糧にしてレベルアップします。それに応えるべく、空手の指導を任せて頂いているという責任を自覚し、今後もよい指導ができるように精進しますので、お力添えをお願いいたします。

投稿者: keisuikansagamihara

相模原市 中央区の空手 教室です。

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