当空手教室のご紹介

代表

代表 大貫直樹 (おおぬき なおき)

プロフィール

1961年生まれ。神奈川県相模原市出身。
趣味はスキーや山登りなど、武道とは無縁だったが、息子の通っていた道場の師範の勧めで空手を始めた。その後、指導者になり、2014年に渓崇館を発足。多くの大会入賞者を輩出するようになった。

講師

大貫慧介 (おおぬき けいすけ)

プロフィール

1990年生まれ。神奈川県相模原市出身。3歳より和道流空手を学ぶ。大会では負け続けていたが、ある時「考える空手」の教えを授かってから徐々に空手と学業の成績が伸び始める。2016年からは医師業が多忙で空手と疎遠になったが、2017年に長男の誕生をきっかけとして健康と教育の大切さに気が付き、現在は空手を通じた健康・教育がライフワークだと標榜している。その一環で令和元年からは相模原市の大会ドクターをしている。

実績
平成18年: 第48回国民体育大会神奈川県予選3位、神奈川県強化指定選手
平成22,25年: 西日本医科学生総合体育大会空手部門 優勝
平成23,24,25年:国民体育大会高知県予選 優勝、国体出場、全日本空手道選手権大会高知代表

渓崇館空手教室について

当空手教室にご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。団体名は「けいすいかん」です。

当教室では、いわゆる伝統派空手といわれる寸止め空手を教えています。実際に突きや蹴りを相手に当てることはなく、相手と戦う組手でも顔面・手・足に防具をつけて行いますので、安全に空手を習うことができます。

他所の道場と異なる特徴としては、和道流をベースに指導をしつつ、松濤館や剛柔流の形を練習に取り入れることがあるなどの柔軟さが挙げられます。また、当教室は積極的に外の道場様との交流を図ることで、多くの仲間と切磋琢磨できる環境をご用意しています。

想い

当教室は、大会で優秀な成績を収める道場生も多く輩出してきました。もちろん勝負事なので勝つために練習してもらいますが、これまで、練習生に対して、勝つことだけを目的として指導したことはありません。むしろ、挨拶や感謝などの1人の人間としての立振る舞いに関する指導が多かったかもしれません。

子どもたちにとって、空手を始めるきっかけは「強くなりたい」とか「かっこいい」だったりします。でも、空手は単に強くなるための手段なのでしょうか?

少し、私が空手を始めたころの事を話します。私が空手を始めたのは、現在講師をしている息子が通い始めたことがきっかけでした。息子が空手に通い始めた当初、私が迎えに行くと、いつも、ただひたすらに突きや蹴りの練習をしていました。同じことばかりで退屈ではないのだろうか?と心配していました。試合ではいつも1回戦で負けてしまっていたので、そのうち辞めるだろうと考えていたほどです。
しかし、彼は辞めることなく毎日空手の稽古に励んでいました。なにが彼をそうさせるのかと興味が沸き、また、当時お世話になっていた師範の勧めもあり、私も空手を始めてみました。
最初は拳の握り方もわからず、見様見真似の突きや蹴りには力なく、自分でも笑ってしまうほどでした。しかし、面白いもので、稽古の度の基本の突き蹴りの練習で、日に日に上達していくことがわかり、上達を実感すると単調な練習がむしろ楽しいとすら思えてくるのでした。そうこうしているうちに、子供たちの指導を任されるようになり、2014年に当教室を発足するに至りました。

空手で得られること

空手で得られることは何か。
子供たちに何を伝えるべきか。

これは今でも悩むところではありますが、やはり精神的な成長が一番ではないかと考えています。

我が家は息子に中学受験をさせましたが、小学生の男の子にとって、机に向かって勉強することは大変なストレスだったと思います。ある時、息子に勉強は大変じゃないかと聞いたことがあります。その時、彼は「計算とか漢字は退屈だけど、空手の基本稽古みたいなものだから、頑張るんだ」と言って、机に向かいました。

ときに単調な空手の練習は幾度となくやめてしまいたくなるものです。でも、練習を積み重ねれば、上達を実感し、それが自信となりますし、忍耐力や自制心も育むことができるのだと思います。これらは非認知能力と呼ばれ、将来の学力や収入とも関連するとして注目されている能力のようです。 変化が激しく、見通しの立てにくい世の中を子供たちは生きていかなければなりません。空手を通じて、志を貫くことや困難に屈しないための精神を鍛錬し、高い人間力を育成するお手伝いをさせて頂ければ幸いです。そして、どんな世の中でも生き抜ける強い人になって欲しいと思っています。

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