相撲をしよう

空手と言えば、突きや蹴り、たまに投げ のイメージがあるかと思います。その基礎には、足腰の強さ、力を相手に伝えていく感覚、相手の力をいなす感覚が必要です。

そこでおすすめしたのが、相撲です。

はじめに

伝統派空手では寸止めルールになるため、パワーは不要と思われがちですが、それでも上手に寸止めするためには突きを当てる感覚が必要になります。どれくらい腕をのばすとどのくらいの力で相手に当たるのか、また、自分の身体の中で拳に力が伝わっていく感覚というのがわかっていないと十分に早くて有効な突きは出せません。ましてや蹴りはとても難しいです。特に幼児から小学生だと、最近は身体を当てあう遊びをしていないので余計に自分の力というのをわかっていないように思います。

力のぶつかり合いといえば相撲です。厳密にいうとお互いの力が拮抗する中でのバランスの崩しあいが醍醐味なのかもですが、子供の体育という意味では力をぶつけ合うという表現のほうがわかりやすいのかなと勝手に思っています。

力の伝わり方

例えば、手押し相撲だと、体幹から起こる重心移動を手に伝えて、相手からの力を上回るようにしないといけません。この時に肘を曲げてしまったり、肩回りのゆるみがあると力を十分に伝えられずに負けてしまいます。

体格が同等の二人が組み合って押し合う場合を考えると、平行に押し合うとほぼ体重の多寡で勝負が決まります。相手の重心よりも上から押そうとすると、相手に伝わる力の何割かが重力方向に伝わってしまい、摩擦が大きくなって相手の踏ん張り力に加担してしまう結果となります。

特に体格が相手よりも劣る場合は、相手の力をいなすことを考えないといけません。ひねったり、回したりして、相手の力が自分に伝わらないようにしつつ、相手の力を利用してバランスを崩すゲームを考えないといけません。

幼い時から相撲すべし

さて、相撲を取ることで、上述の力の伝わり方やいなし方を知るわけですが、その中で自分が得意な力の使い方を知ります。これは頭でっかちの大人よりも感覚で生きている子供のほうが飲み込みが早いです。子供のうちに知っておくと、いろいろな競技におうようできるので有利かなと思います。

ということで、子供が取り組みやすい相撲の方法を挙げてみたいと思います。

相撲
普通に少し距離を取って蹲踞の姿勢から「はっけよい のこった」ではじまる相撲が面白いです。注意したいのは、大人があまり指導しないことです。子供達は相手との取り組みの中で、足りないものを自覚します。パワーで勝るか、優らないならどうバランスを崩すか、いなされたらどう立て直すか、、、。大人の指導が入ると、せっかくの遊びが練習になってしまいます。

組み合ってから相撲
蹲踞から始めるとガツーンとぶつかって危ないなと感じたら、組み合ってから始めるでもいいかもしれません。たぶん、勝負は掛け声より前に始まっていると言わんばかりに、もぞもぞといい位置を探っていると思います。

しゃがみ相撲
しゃがんだ状態で相撲を取ります。足が伸びない分スピードが出せないので、崩すための力の使い方が覚えられるのと、めちゃくちゃ足腰が鍛わります。大人は3回くらいでへばるかもしれません。

ある程度取り組みを行ったら、技術の足りないところを自覚してもらうために、ルールをカスタマイズしていくといいと思います。例えば、直線的な押し合いにすればパワーが重要になりますし、動ける範囲を狭くすれば崩しの感覚が重要になります。そこに、足をひっかけてもよいとか、帯しか持っちゃいけないとか、ルールを追加する感じです。


相手も含めてたバランスの感覚は、中学生以上になって、足払いとかが使えるようになった時に有効ですし、今後のルール改正で昔のようにある程度の組み合う時間が許されるようになれば、より重要なスキルになります。空手の練習の合間や親子の遊びに相撲を取り入れてみてください。

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投稿者: keisuikansagamihara

相模原市中央区の空手教室です。

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