当教室はこれまで藤和会さんと仲良くお付き合いさせていただいており、コロナ禍で体育館が使えなかった時期は、藤和会さんの生徒さんと合同で練習させていただいきました。
去る7月22日と29日に技術交流と保護者様が大会のお手伝いを円滑にできるように練習していただきましたので、所感を述べます。
礼はできていたか
思っていたよりは、できていたかと思います。ただ、道場ではできていることが、場所が変わるとできなくなることとして、礼があります。どこで礼をすべきか子供だとわからないので、仕方ないのです。もう経験していくしかないので、今後も他の道場さんと技術交流する中で、学んでいってほしいですね。もちろん、普段の練習でも、口すっぱく指導します。
練習や試合
藤和会さんには、大会で上位に入る子もいます。空手歴の浅い当教室の生徒さんでは、段違いと言っても過言ではありません。(悔しいですが、現実です)もっともっと練習が必要だなと思う部分は多々ありました。特に基本稽古が疎かになっており、引手ができていなかったり、拳の握りが甘いなどは今後の課題だと感じました。
ただ、負けている時でも果敢に自分の技を出し続けて勝とうとする姿勢が見られたので、大変頼もしいと感じました。これこそ、当教室で大切にしている「勝つことにこだわる」姿勢です。
保護者様の関わり
大会の補助員を各道場から出さなければいけない関係で、保護者の皆様にも練習の機会がということで、補助員の練習もしていただきました。慣れない事を覚えることは大変でしたでしょうし、もっとお子様の様子を見ていたかったかとは思います。本当にありがとうございました。
技術交流の総括
今回の技術交流での目的は、勝つことではありません(負け惜しみではなく)。
- 普段と違う環境でどれくらいできるか
- 得体のしれない相手と戦うことの難しさ
- 普段の自分の関わり方が良かったか
- 自分に何が足りないか
- 難しい環境でも、できていたことはあるか
その意味で、今回の技術交流は大成功だったと自画自賛しております。8月に入ってから数回の練習がありましたが、明らかに生徒の顔つきが違っていて、つまらない基本練習でも真剣に取り組む様子が多く見受けられました。きっと、 目的意識が芽生えたのではないかと思っています。今後ずっとこの熱量をもって練習に励んでくれたら嬉しいなと思います。難しそうなら、都度出稽古を企画します。
これからも頑張りましょう!
最後に、合同練習を受け入れてくださった藤和会の皆様には、貴重な経験をさせて頂いたことを感謝申し上げます。今後とも懇意にさせて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。