運動と注意力の関係

反射神経は医学的にそういう神経があるわけではなく、概念的なものになります。反射神経がよいというのは、なにかが起きたときに素早く反応する身体的な事を指すことが多いように思いますが、思考においても重要です。反射とは、眼や耳から入った情報を脳が素早く処理して次の行動に移ることを言います。外界からの情報というのは、意識しないと入ってきません。何かがあると注意を向けていないと、その何かがあった時に素早く情報を取ることができないのは、想像に難くないと思います。では、その注意力は鍛えられるのでしょうか?

今回の記事では、運動と注意力の関係についての論文を見つけたのでご紹介します。

Sport participation and vigilance in children: Influence of different sport expertise – PubMed (nih.gov)

この論文での目的は、

  • 異なるタイプのスポーツ専門性(対人競技スポーツと非対人競技スポーツ)と小児の注意力との関係を調査すること

だそうです。

11歳くらいの男女を対象にしていて、その結果、サッカー選手が陸上選手や対照者に比べて注意力の検査で優れたパフォーマンスが示されました。陸上競技者の注意力はスポーツをしない子と同程度だったようです。

この研究は小児期におけるスポーツ参加と注意力の間に正の関係があること示したものですが、特に対人競技では常に周囲の状況に注意をやる必要があるので、納得感がある結果かなと思います。

空手のような格闘技は対人競技の中でも群を抜いて、相手の一挙手一投足に注意を向けなければならず、瞬間的な判断力も要求される競技ですから、ご紹介したような研究に加わるとすごい結果がでるかもしれませんね。


いかがでしたでしょうか?今回の記事は注意力に関する研究のご紹介です。以前の記事「運動と学力の関係」でもお伝えしたように、もちろん対人競技でない運動も学力と相関することがわかっています。

少し話は逸れますが、最近は中学受験のみならず、小学校受験や幼稚園受験も熱を帯び始めています。子供に少しでもいい環境で学んでほしいという親の願いは未来永劫なくなることはないものですが、そのために子供の貴重な経験が失われないように、冷静になることが肝要なのだと思います。何事もバランスです。

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投稿者: keisuikansagamihara

相模原市中央区の空手教室です。

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