(これは自分への戒めのための記事でもあります)
文部科学省がまとめている、子供の育ちをめぐる現状に関するデータ集というものがあります。学校生活や社会生活についてや不安なことなどについての調査で、保護者や子供から得られた回答などをまとめたものです。
ご存知ですか?
これを読むとなかなか反省すべきことが多々あったので、いくつかをご紹介します。
父親は会話ができない
子供と1日のうち一緒に過ごす時間は平均3時間ぐらいのようです、週当たり21時間。お金を稼ぐためには働かなくてはいけないので、仕方ないのかもしれませんが、少し寂しいような気がします。ちなみに、フランスやスウェーデンなどでは4.5時間とのことです。
少ない時間だからこそ大切にしたいような気がしますが、週当たりの子供との会話時間で最も多いのは0~4時間とのこと。3時間は一緒にいるはずなのに、1日平均だと0~30分です。
気が付けばスマホを眺めたり、一緒にいても新聞や本を読んだりということかなと生活を振り返って反省です。
その他、未就学児の親対象の質問で、子育てに関する不安や悩みの理由について、3割が子供との時間が少ないと回答しています。それは納得ですが、個人的にオヤッと思うのは、「こどもとの接し方に自信が持てない」と7割が回答しています。まず会話することが大事かなと思います。話せばわかります。きっと。
こどもに躾の言葉が届いてない
家庭教育で心掛けていることについての質問では、「悪いことはきちんと叱る」「言葉遣いを厳しくしつける」が9割近くの保護者が「とてもこころがけている」「まぁこころがけている」と回答しています。、しつけに関する意識では、父親の4割、母親の5割が厳しく躾けていると回答しています。
が、
実際に小学生や中学生に親からどんなことを言われるかを聞いてみると、「ちゃんとあいさつしなさい」が父親3割・母親4割、「うそをつかない」が父親3割・母親4割
「テレビを見すぎだからやめなさい」は父親4割・母親5割です。
日本の子供はいい子だからか、子供が聞かないのか、親の言葉が足りないのか、注意すること自体が少ないのか、、、
厳しい躾では、テレビの注意しか聞こえていないようです。
ちなみに上記の言葉はアメリカやイギリスでは6~7割くらいの子供が言われていると答えているようです。
そんなに大事ですか?
こどもの自由時間の過ごし方で7割がテレビと回答しています。それ自体は別にいいのですが、「なくてはならないもの」に対して8割がテレビと回答しているみたいです。2位の携帯電話は5割なので、圧倒的です。
たしかに、テレビ局毎に魅力的なコンテンツを制作していて、ドラマやバラエティを見ると時間を忘れてしまうこともあるかと思いますが、なくてはならないものとして、携帯よりもテレビというのはどうなんでしょうかね?
ちなみに我が家ではプロジェクターがあり、テレビ放送は大方見れます。ボタン一つでつかないので、手間がかかるのですが、それゆえに適当にテレビを見ようという気になりません。子供もYouTubeが好きすぎて取り上げると発狂していたので、簡単につけれないようにした結果ですが、今ではすっかり別のことで遊んでいますから、子供にとってテレビはなくてはならないと言えるほどではないのに、他にないと思わさせてしまっているという、これはもはや親の責任だと思いますので、今後も気を付けます。
いかがでしたか?最近読んだ政府系の資料で面白かったので、ご紹介しました。
ただの駄文です。
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