集中力

「子供の集中力がなくて心配だ」とお考えの方はきっと少なくないと思います。かく言う私も、勉強を始めればすぐに漫画や小説に手が伸びるような子供でしたので、親はさぞ気をもんだと思います。

この記事では、子供の集中力についてお話します。

子供の集中力はどれほどか

一般的には未就学児で5分程度、小学校低学年で15分、高学年でも30分くらいが限度です。個人差はあれどだいたいの時間は変わらないと思っていいです。

空手教室で教えてきた経験からも、例えば小学校低学年に突きの指導をする時なら、同じことをずっと繰り返し練習させると、5本くらいは指導したことができますが、その後はすぐに元に戻ってしまいます。つまり、集中が切れているのです。

たった5本、時間にして30秒にも満たないと思います。大人はもう少し長く持続できますが、新しいことを習うときは1分ももたないですね。

なぜ、集中できないか

なぜ、集中できないかというと、今まで備えていなかった技術や知識を新しく教わるだからです。そもそも、人間というのは、知的好奇心はあるものの、一方で新しいことをなるべく覚えないようにサボる傾向があります。これは、もはやどうしようもないことで、変える事はできないのです。

これは、空手など運動だけでなく、勉強も同じです。

新しい事柄が難解であるほど、一度に認識しなければいけない事が多いほど、脳は拒絶反応をするのです。

集中を持続させる工夫

インターネットで検索すると、集中力を高めるには環境を整えようとか、よく寝ましょう、食事をしっかりとなどと書かれていますが、どう頑張っても、学校や習い事で体調は変化するので、それらの方法は無理です。

本当に集中するには、次々に新しい課題を指示されるか、自分で見つけていくしかありません。しかもその課題は、難しすぎず、かつ、多すぎない量でなければいけません。

特に子供は自分で適切な課題を見つけていくことは苦手なので、指導者あるいは親がその子の能力を見極めて行く必要があります。

また、これは記憶にも関わる事ですが、上で書いたように、人間はすぐに忘れるという特性があります。しかし、その一方で、少しでもやったことがある場合には、なるべく記憶しようという働きがあります。

つまり、何か新しい事を習得したい、習得させたい場合には、

「少し難しい事をやって、少し時間をおいた後、再度同じ事をやる」

というプロセスをたどると、脳にそれをとどめて置きやすくなります。


いかがでしたでしょうか?

集中力があるように見えても、実際はそうでなかったりするものです。成績が良い人には、自分で課題を見つける力があるか、処理できる事が多いために新しい事を既知のものと結びつけやすいために、集中しやすいが故に、さらに成績を伸ばしていくという、好循環があります。一方で成績が伸びにくい人は、やっている努力が今の実力に比べて難しすぎる可能性があるので、孫子のいう「己を知り」努力の対象を見極めることが重要だということですね。

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投稿者: keisuikansagamihara

相模原市中央区の空手教室です。

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