子育て孫子の兵法_整理整頓

子供の教育は自分の教育と同じかそれ以上難しいです。なぜなら、子供と言えど親とは違う人格で、性格も違えば、好みも違うからです。でも、親としては子供によりよくあってほしいと願うものですから、どんな状況でも普遍的に使える能力の獲得を目指していくのが王道なのだとおもいます。

普遍的と言えば、孫子の兵法。

ということで、この記事では、孫子の兵法に書かれた勢篇の一節についてお伝えしたいと思います。

勢篇とは

勢篇は簡潔にいうと、「戦いは勢いがある方が勝つ。勢いの付け方を教えちゃうよ」という章です。その中の一節で、
「凡そ州を治ること寡を修るが如くするは、分数これ也。衆を戦わすこと寡を戦わすが如くするは、形名これ也」
とあります。
意味としては、「大軍が、まるで一個小隊のように統率を取れるようにするには部隊編成をしっかりすること。大軍を戦わす際に小回り良くするには、指揮系統がしっかりしていることだ。」となります。

要するに、きちんと整理して、伝達も早く行えるようにしておくということです。

子育てへの応用

上述の内容を一言で表現すれば、「整理整頓」です。

例えば、大量の宿題があったとして、やみくもにそれをこなそうとすれば、当然重複して調べることが出てきたり、実は同じことだったなんてことが起きかねません。だからこそ、大量の仕事を前にまずやることは、仕事内容の整理です。仕事内容の整理ができると、別々の教科でも関連する内容がどこかもわかりますから、その分野の理解度も高まります。

なにより、大量に積まれた宿題が整理されると、目の前の勉強に集中しやすくなることも利点です。
人間の脳が一度に認識できる量は限られています。そして、その認識対象が増えれば増えるほど、一つ一つへの意識が分散してしまいます。つまり集中力が減るということです。整理整頓で、集中するべき対象がはっきりさせることができます。

江戸時代の教育書物の1つ「小学」には、「古の小学、人を教ふるに、灑掃(さいさう)、應對、進退の節、親を愛し長を敬し師を隆(たっと)び友に親しむの道を以てす」とあり、まさに掃除が幼少からたたき込むことの1つとして挙げられています。

整理整頓の身に着け方

とはいえ、多くの子供にとって物理的にせよ精神的にせよ整理整頓は苦手な能力の1つです。では、どのように整理整頓能力を身に着けさせればよいでしょうか?

整理整頓に必要な要素として以下のことを考えます。

  1. 適切な数のカテゴリーに分けるための類似点を見つける
  2. 分けたカテゴリーでの分類が効率的であるために段取りを考える
  3. 自分で決めたカテゴリーを忘れない
  4. 実行する

観察していて思うのは、子供にとっては、1~4のすべての要素に対して少しずつ能力が足りないがために整理整頓ができないのかなと思います。親のサポートとしては、
「カテゴリー数を決めてあげて(1のサポート)、
整理整頓の対象の類似点を考えさせ(そのカテゴリーに何を入れていくかを子供に決めさせる時点で2のサポートをする)、
子供なりに分けたカテゴリーを記録してあげて、いつも目に見えるようにしてあげて(3のサポート)、
一緒にやってあげる(4のサポート)」
のように、少しずつサポートしてあげます。生活の中で、整理整頓をサポートしてあげれば、徐々に習慣化していき、宿題でも部屋でも整理整頓ができるようになっていきます。


いかがでしたでしょうか?企業の中には社を挙げて整理整頓を社員に徹底させるところもあります。それは、整理整頓が社員のパフォーマンスを上げることと、精神衛生の向上に寄与することがわかっているからです。勉強前に部屋の片づけをしたくなるのは気持ちの面では有用ということです。(普段からやれよという話ですが、、、)

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投稿者: keisuikansagamihara

相模原市中央区の空手教室です。

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