突き

ちゃんとした突きはとても難しいです。単純にスピードがあれば、なんていう問題でもないからです。
タイミング・距離・位置・体のスピード・拳のスピードetc…いろいろな要素があります。どれで相手の優位に立てるかは、人それぞれなので、個人個人で考えていくしかありません。その時の考え方の一例をご紹介します。

こちらの図をご覧ください。

刻み突きの際の模式図

上段の図が攻撃前とします。お互いの腕が邪魔しあって、攻撃がしにくい状態です。この状態のまま刻み突きを出すと、スピードが勝るほうにポイントが行きます。自分のスピードが圧倒的に相手よりも勝っていたり、虚をついて(虚実の操縦法は別の記事をご参照下さい)相手が反応できない状態が作れるならば有効な手段になります。

中段の図は相手の内側に半歩分入った状態からの突きになります。相手の身体の反応が遅れた場合、攻撃のためのスペースが開くので、有効そうに思えます。しかし、通常は身体の動きよりも拳の動きのほうが早いので、相手の拳がガードに入ってきます。つまり、相手の反応が自分の動き出しよりも遅くないと防がれます。これが有効なのは、上段の図のようにヨーイドンを繰り返す中で、タイミングをずらしたりする場面が想定されます。他は、身体のスピードが相手よりも優っている時間が長いので、1撃目が防がれる想定で、次の攻撃をしかける場合に有効かと考えられます。

最後に下段の図は、相手を前拳でコントロールすることで、相手の反撃を制しつつ、自分の攻撃を仕掛ける方法です。前拳で相手に触れた時点で、攻撃を察知されるので、勢いとタイミングが重要です。抑えさえすれば、拳のスピードが相手の身体が避ける動作よりも早ければポイントにつながります。

攻撃を考えるときは、このように単純に考えることをお勧めします。実戦で有効に使えるかどうかは、やってみないとわからないものです。試合を繰り返す中で、特異な形や組み合わせのパターンを見つけ、それを起点に他の技も組み合わせていくとよいと思います。


いかがでしたでしょうか?ご自身の攻撃を組み立てる際の参考になれば幸いです。
ないはともあれ、実践あるのみです。一緒に強くなりましょう。

投稿者: keisuikansagamihara

相模原市中央区の空手教室です。

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