何か新しい事を習おうかなとか、お子様に何か習い事をさせなきゃなと思ったときに読んでください。
何かを始める時って不安ですよね?特に今まで経験したことがない習い事ならなおさらです。
「定期的に通えるかな」とか、「始めてすぐに嫌になったらどうしよう」とか「道具代とか月謝以外のお金はどれくらいかな」「保護者会とかあったら面倒だな」etc. . .
そういう気持ち本当によくわかります。だから、この記事では、習い事を始めるにあたって気をつけることや、お子様が途中で嫌だと言い出したときの対処法をお伝えします。
考えすぎない
何かを始めるって、とても勇気がいります。
実は、人は現状を維持することを好みます。特に、必要性がそこまで高くない事についてはなおさらです。
ちょっとでもやろうかなと思うなら、まずは情報収集、、、ではなく、体験することです。
情報というのは、自分にとって都合の良いことしか集められないと思ったほうがいいです。必要性が低いことについては、やらない理由を集めることになるかもしれません。習い事に限らず、情報は必ず体験を伴って得るべきです。体験があれば、実際にどうかの想像がしやすくなります。
過渡に期待しない
例えば、「悲観的な性格を直したいな」と思っている人は、ほぼ変われません。「悲観的な自分」を受け入れていないというのと、何かの問題の責任として「性格」を挙げているに過ぎないのです。習い事を始めるときにメリットやデメリットを調べることもあるかと思いますが、参考程度にとどめるべきです。今抱えている問題は「今の自分」で解決できるように環境を整える努力をしたほうがよっぽどいいと思います。習い事はあくまで、楽しむ事を前提にしましょう。
最低3ヶ月は続ける
いざ習い事を始めてみたとして、最初の頃はやることなす事が先輩達のようにはいかず、悔しかったり、恥ずかしかったりで、やっぱり向いてないかもと辞めたくなります。でも、それは「できない自分」への言い訳です。誰でも最初は初心者です。できなくて当たり前だし、成長のしかたも十人十色。
また、職場や学校もそうですが、人は新しい環境に慣れるために、3ヶ月以上はかかります。でも、半年も経てば、だいたいの人間関係ができてきて、自分の居場所になります。
だから、例えばお子様が、当教室で空手を始めて下さったとして、数回の練習で「辞めたい」と言い出しても、なんとかして通わせて下さい。そのうち、通うことが当たり前になります。
1年やったら辞めてもよい
1年ごとに習い事をそこで続けるべきか、他に移るか、別の習い事に切り替えるかは考えたほうがよいです。
1年やって、「辞めたい」とか「人付き合いが嫌だな」とかを思うなら、さっと次に行くほうがストレスなく色々な経験ができます。その場合もそれまでの経験が無駄になることは決してありません。(ちなみに当教室は保護者会はありません)
お金の心配は相談
「月謝が払えない」はさすがにどうしようもないですが、例えば空手なら、防具代とか昇級審査、大会出場にお金がかかりますが、もし、あまりお金をかけたくないというなら、道場の稽古のみとして、試合には出ないとか、しばらく昇級審査は受けずにいて、ある程度実力がついてから飛び級を狙うなど、いろいろできます。お金は確かに大事ですが、それが理由で何もしないのは、とてももったいないと思います。それぞれの習い事先で相談すべきです。
最後に
少しでも、何かを始めようと思っている方々の後押しになればと記事を書きましたが、いかがでしたでしょうか?
当教室もいろいろな練習生も見てきましたので、ご質問やご意見など、ございましたら、いつでもご連絡下さい。